V-GENERATOR V-COLLABO 企業マッチングコミュニティ JP/EN
電池はエネルギーを蓄える手軽なデバイス。しかし交換や充電が必要。
その手間や管理、リサイクルも面倒です。
一方、V-Generatorは振動からエネルギーをつくる。
振動があれば永久に使えるサステナブルなデバイスです。
IoTやAIの普及と共に、モノの情報を無線で通知する技術が広がっていますが、
使われている電源はいまだに電池。
カーボンニュートラルや持続可能な社会においては、これは大きな課題です。
わたしたちは振動をエネルギーとして生かし、
電池を気にせずに、無線を送ることができる技術の実現に向けて、
V-Generatorの応用や振動発電を普及させる施策を、みなさんと共に考えていきたいです。

Ueno Toshiyuki

金沢大学 理工研究域 電子情報学系 教授

MEMBER

スタッフ

髙村 亜由美(研究員)
Ayumi TAKAMURA
能登 神(技術補佐員)
Miwa NOTO

URA

北 翔太(元研究員)
Shota KITA

学生

張 傑(博士2年)
Jie ZHANG
加藤 悠(修士2年)
Hisashi KATO
宇野 圭祐(修士2年)
Keisuke UNO
清水 颯輝(修士2年)
Satsuki SHIMIZU
太田 夢志(学士4年)
Musashi OTA
阿部 広空(学士4年)
Hirotaka ABE
田口 陽大(学士4年)
Haruto TAGUCHI

SERVICE.01

振動診断

振動から実用的なエネルギーを取り出せるか検証するためには、対象となる物体(機械や設備等)の振動を知ることが重要です。一般に振動は、加速度(大きさ)と周波数で表されます。

本サービスでは企業様から頂いた振動データを分析し、実験室で検証することで、最適なV-GENERATORの提案から推定発電量の見積までを実施します。

  • ●INPUT:振動データ(企業様から)
  • ●OUTPUT:分析レポート(研究室から)

評価の流れ

  • 振動データの周波数分析
    V-GENRETORの適用可能性検証
    期間:1~3週間(データ量に依存)
  • 推定発電量の見積り(振動再現実験)
    期間:1~3週間(データ量に依存)
  • レポート提出
    ※必要に応じて、WEBお打合せ等での
    ご説明も可能です。
    期間:1週間程度

SERVICE.02

実用化支援

V-GENERATORを適切に活用するためには様々な知見が必要となるため、企業様の方で実用化を検討される中で以下のようなお困りごとが出てくると思います。選び方や使い方、何ができるか、どのような振動からどの程度の発電量が得られるか。

本サービスではこのようなお困りごとに対し、実用化支援をご提供します。具体的な進め方は企業様のご構想をお聞きし、調整いたします。

  • ●INPUT:お困り事、ご構想など(企業様から)
  • ●OUTPUT:実用化に関する知見や研究サンプルの提供等(研究室から)

評価の流れ

  • WEB面談で企業様からヒアリング
    研究室側から進め方のご提案
    期間:1~2週間
  • 企業様の実用化検討に対する伴走支援
    期間:支援内容に依ります
  • 実用化検討が進み、事業化検討のフェーズに
    なりましたら、「企業マッチングコミュニティ:
    V-COLLABO」をご紹介します。

SERVICE.03

材料開発支援

発電性能・耐久性・コストなど、V-GENERATORの重要な特性は、発電のキーとなる磁歪合金に依存します。

本サービスでは私たちが独自に構築した評価システムを用い、企業様が開発された磁歪合金の特性を分析し、V-GENEARTORへの適用の可能性を多面的に検証します。

  • ●INPUT:磁歪合金のサンプル(企業様から)
  • ●OUTPUT:分析レポート(研究室から)

評価の流れ

  • 応力印加時のB-H特性の計測
    V-GENERATOR適用時の発電性能を検証
    期間:3~5週間(サンプルの量に依存)
  • レポート提出
    ※必要に応じて、WEBお打合せ等での
    ご説明も可能です。
    期間:1週間程度

ABOUT V-GENERATOR

よくある質問

V-GENERATORが利用できる機械振動の目安を教えて下さい。
振動源を手で触って揺れを感じる程度であれば発電する可能性があります。
(ただし、V-GNERATORで対応できる周波数はおおよそ10~250Hzです。)
実際には振動データが無いと判断できないため、振動診断が必要です。
周波数が変動する振動源に対応できますか?
V-GENERATOR先端の錘重量で周波数を調整することは可能ですが、設置後の周波数変動には現状対応できません。
研究段階では周波数変動に対応する手法の開発を行っておりますので、進捗をお待ちください。
センサやマイコン、長距離無線モジュールは動作しますか?
V-GENERATORに適した振動があれば、間欠的にセンシング、マイコン、長距離無線送信を動作させることが可能です。
実際には「発電量>消費エネルギー」となる様にシステムを設計することが重要です。
技術相談や評価をお願いしたいのですがどのような契約がありますか?
相談いただいた内容によって、最適な契約を提案させていただきます。
金沢大学の契約の種類については、こちらをご覧ください。
費用はどれくらいかかりますか?
ご相談内容に合わせて研究室内で検討し、ご提案いたします。
取材、講演をお願いしたい。
現在は上野先生多忙により、お断りしております。ご理解いただけますと幸いです。
V-GNERATORの詳しい資料が見たい。
本技術(V-GENERATOR)の概要
※ページ下部より各種資料をダウンロードしてください。
②事例のご紹介
こちらをご覧ください。
③V-GENERATORのデータシート
V-COLLABO(無料コミュニティ)にご登録いただきますと、
V-COLLABOホームページ内の金沢大学V-LABより研究室サンプルのデータシートを無料でダウンロードできます。

CONTACT

諸事情にて、振動発電研究室では現在外部対応を行うことができない状況にあります。
V-GENERATORに関する事業化支援をご希望の方は、
V-COLLABOページからお問い合わせ下さい。